Gabriely’s diary

アカオクロオウム"ガブリエル"の成長記録です。

Black cockatoos

ここいらでちょっとクロオウムに関して基本的なお勉強を。

 

生息地はオーストラリア。
国の保護政策で輸出が法律で禁止されているため日本でみかけることは稀です。
また、繁殖率も低く、産卵数が1~4個と少ない事も、野生・ブリード共に数が少ない要因でもあるようです。

5亜種あるクロオウムは全て希少種で非常に高価です。

1.オジロクロオウム=バウディン/White tailed black cockatoo/Baudin’s black cockatoo
2.ニシオジロクロオウム=カーナビー/Slender billed black cockatoo/Carnaby’s black cockatoo
3.キミミ(キイロ)クロオウム/Yellow tailed black cockatoo
4.テリクロオウム/Glossy black cockatoo
5.アカオクロオウム/Red tailed black cockatoo

 

ガブリエルは5で、比較的オーストラリア全土でみかけることができ、繁殖個体の流通も極わずかにあります。
1.2の種は絶滅危惧種に指定されています。
2029年までに絶滅するとされるデータも発表されています。
ガブリエルの種は幸い絶滅危惧種に名入りはしていないものの、減少傾向にあることは間違いないようです。

森林破壊、火災、他の動物との競争で生存が脅かされ、

安全な繁殖、食料の確保も難しく、どの種も近年益々減少傾向にあります。

 

雌雄別色。
雄は全身が黒で、中尾羽根には鮮やかな赤があり、
雌はややくすんだ黒地に黄色の斑点が多くあり、胸上部に縞があり、中尾羽根にはオレンジの縞があります。

人にとてもよく慣れ、比較的穏やかな性格と言われています。
嘴は大変大きく破壊力もあるのですが、人当たりはとてもソフトです。
只、鳴き声は白色オウムの朝夕の雄叫びほどではないものの、耳をつんざくような鳴き声を発します。
住宅密集地での飼育は近隣への配慮が必要です。

種子・種実食で樹上性で、ユーカリの実を好んで食べるようです。

 

 

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 オジロクロオウム/バウディン(もしくはニシオジロクロオウム/カーナビー)の群れ。

優雅で雄大な飛翔姿に目を奪われ、何度も再生してしまいました。

100羽ほどいるでしょうか。

現状、カーナビーが1〜4万、バウディンが1万羽とも言われていますので

これだけの数の飛翔の光景が収められた映像は貴重なのではないでしょうか。